
Parallels Crystalモード。Windowsを意識すること無く、普通にOSXを使ってる感じでWindowsのソフトを使える。OSXのSafariとXPのIEを同時に開いている。メニューバー(右上)からXPのスタートメニューを表示できる。
● もう、Windowsマシンはいらない
この度、MacOS上でWindowsを動かす仮想化ソフト、Parallels
Desktop 5 for Mac を導入。
これが思いのほか快適で、、、めでたく、Windowsマシンのドナドナ決定。やっとこさ、ダサいWinマシンから解放されました。
パソコンは、ずーっとMacを使ってきたのですが(それ以前は様々なマイコンやパソコン)、Web制作を始めてからは、必要にかられてWindowsも使用するようになりました。
Webブラウザでは、MacとWinでレイアウトが若干異なって表示されます。また、画像のコントラストや色味も違ってきます。Macで制作したWebページをWinで見ると、あれれ、ということがよくあります。
なんだかんだ言っても、世の中のパソコンの殆どはWindows。Web制作はWinマシンでやらないと、けっこうみっともないことになったりします。
そんなわけで、Web制作用にはWindowsマシンを使ってきました。
画像処理がメインのMacに比べ、マシンパワーはそれほど要求されませんが、MacとWinの2台体制は費用の面やスペースの面など、とっても非効率な状況となっていました。Photoshopなどのソフトも2OS分必要となりますし、、、
ぼちぼち、Winマシンの買替え時期かなと思っていると、新型のiMacが発売となり、旧型となる27インチCore2Duoモデルが12万円を切る価格になってきました。
これは安い!。いっそiMacを購入し、Boot
CampでWindows専用マシンにしてしまおうと、色々ググってると、仮想化ソフトなるものが目に飛び込んできました。
この手のものは、ずいぶん前に試したことがありますが、遅くて使い物になりませんでした。それが、最近の物はパフォーマンスが半分ぐらいになるだけで、十分実用的だと云う。言われてみれば、CPUが同じIntelになったということで納得。
で、私のMacProは8コア。パフォーマンスが半減しても、Core2DuoのWinマシンよりずっと速いということになる。
半信半疑で、Parallels Desktop 5 for Mac 試用版をダウンロードして、試してみることにしました。
● インストールとキーボード設定
インストールは簡単。手順に沿って、難なくMacOS上でWindowsXPが動いてしまいました。
試しにIEを立ち上げると、何のストレスも無くサクサク動く。
これはいいっつ!、と、即、購入を決意。ダウンロード版を、6,375円で購入しました。
(試用版はなぜか英語ヴァージョン。ちょっと不安になったので、日本語製品版をダウンロードし直し、再インストールしました)
Parallels Desktop 5 for Mac を導入して困ったことは、想定内のことではありますが、漢字入力とキーボードです。
MacとWinのキーボードは、一部キーが異なるため、幾つかのキーの割当を変更する必要があります。しかし、これに関しては、ネット上に先人達の情報が多くあり、またParallelsのHPにも説明があります。これらを参考に、無事、Macの「英数」「かな」キーで、アルファベットと漢字の切り替えができるようになりました。
また、最初、漢字入力ができずに焦りましたが、なんだかんだごちゃごちゃやってるうちになんとかなりました。
● Boot Campと仮想化ソフトとの違い
と、ここで、Boot
Campと仮想化ソフトとの違いを、簡単に説明します。
BootCampは、単純に、MacOSとWindowsの切り替えとなります。Windowsがネイティヴで動くので、速度の低下はほとんどありません。しかし、MacOSとWindowsの切り替えには、その都度再起動が必要となり、両OSを頻繁に切り替える使い方には向いてません。MacをWindows専用マシンとして使うにはGoodです。
仮想化ソフトは、MacOS上でWindowsをエミュレート、Windowsの速度は落ちますが、両OSが同時に動いてる感じになります。なので、OSの切り替えは即です。Windowsに重い処理をさせることなく、頻繁に両OSを使う場合に向いてます。私の場合、まさしくこの使い方です。
● ベンチマークテスト
Windowsベンチマークの定番と言われている(たぶん)、CrystalMark2004R3 で、計測してみました。
結果、総合値は「90250」でした。
これが、どれくらいのレベルのものなのかよく分からないので、測定結果アップのページを色々見てみると、まあ、だいたいCore2Duoの標準といったとこでしょうか。
メモリー割当等、設定を色々と突き詰めていけば、更に速くなるとは思いますが、現在の使用状況において何のストレスも無いので、とりあえずはこれでよしです。
● Windows表示モードは5種類
表示モードは、以下の5種類が用意されています。
ウィンドウモード : Windowsが一つのウィンドウ内に表示される。
フルスクリーンモード : Windowsが画面全体に表示される。(見た目、完全Windows)
Coherenceモード : Windowsのソフトを意識すること無く、OSXのデスクトップでMacのソフトと混在して使える。
Crystalモード : Coherenceモードに似ているが、更にMac化。普通にOSXを使ってる感じで、Windowsのソフトを使える。
Modalityモード : 小ウィンドウ内にWindowsを表示。実用性は無く、仮想マシンの管理用。

表示モードは5種。Coherenceモードがお薦め。
Crystalモードは、正に理想的なMacWinマシンです。MacOSとWindowsを意識すること無く、まるで全てがOSXで動いてるかのように操作できます。
ただし、終了時にワーニングが出て、一度終了がキャンセルされる。2度目にはちゃんと終了できるが、これがとってもうっとおしい。急いでいる時など、終了し忘れるということにもなりかねないため、このモードは使用していません。
全く、おしいことです。ちょっとしたことなので、Parallelsさんには、是非是非、早めに改善してもらいたいものです。
そんなわけで、ふだんはCoherenceモードを使用しています。
このモードも、ほとんどMacOSとWindowsを意識すること無く使用でき、快適です。
● 個人的には、ほぼ理想のMacWinマシンとなりました
マシンが一つになったことにより、Web製作用として、Windowsで本当に必要なツールは、Dreamweaver と Internet Explorer のみとなりました。(他にもいくつかインストールしていますが)
Web画像の制作もMacのPhotoshopで行い、そのままWin側のDreamweaverで使えます。その他、別マシンであったがために必要となっていた様々なツールも、全てMac側のもので事足りるので、Windows用の物は不要となりました。

OSXドック内のWindowsアプリアイコン。区別のため、赤い縦2本線が入っている。
また、使用するWinツールは、OSXのドックに入れてあります。Macのソフト同様、ワンクリックで起動でき、Windowsを意識することはありません。(Windowsソフトのアイコンには、赤い縦線2本が付いています)
ただ、MacとWinとでは、ディスプレイの発色(色温度)が違うため、Web制作時には、ディスプレイプロファイルをWin用に切り替えて使用しています。
しかし、まあ、凄いことになってます。ちょっと前じゃ考えられなかったことです。
MacOSで、Winのソフトが当たり前のように動いてしまう。
使ってるうちに、MacとWinの区別なんて、どうでもよくなってきます。
こうなってくると、MacOSとWindowsのいいどこどりしたOSでも出てくればいいんですが。
当然、どっちのソフトも普通に動いてしまうという・・・・