先月後半に10日間ほど、カミさんと二人でイタリアに行ってきました。コロナ以降、初海外です。
今回持っていったカメラはFUJIFILM X100VIのみ。当初、旅行用に購入したX-T50にレンズ2本を持っていくはずだったんですが、先日重いリュックに起因する転倒でけっこうな怪我をしたこともあり、極力軽装備にしようということでX100VIの選択となりました。
X100VIは高画素で画質も良好。レンズは換算35mmの単焦点ですが、40mm好きの私としては5mm分をトリミング自由のマージンと考えて使うこともあります。画素数は4000万もあるので少々のトリミングは問題なしです。さらに50mmにトリミングしても2000万画素、以前旅行用に使っていたPEN-Fと同画素数です。さすがに広角側はどうにもならないですが、いざとなったらiPhoneです。最近のスマホの写り(画像生成)は素晴らしく、小サイズでの鑑賞、1200×800程度のブログサイズでなら充分な高画質です。私のiPhoneはちょっと古い12Proですが、換算13mmの超広角もあり、けっこう綺麗に写ってくれます。
ところでプローチダ島は旅の終わり近くに行ったんですが、今回唯一初めての地でもあり、加えて想像以上に美しい島だったので、時間的には前後しますが最初にアップすることにしました。ちなみにイタリアは8回ぐらい行っていて、メジャーな場所からマイナーな場所までけっこう制覇してる感じです。複数回行ってる場所も多いです。
この日、午前にソレントからナポリのホテルに到着。昼にチェックインが可能になったので、午後からプローチダ島に行くことにしました。ベヴェレッロ埠頭はホテルの目の前、フェリーターミナルまでは歩いてほんの1,2分です。
11月からはオフシーズンということで、フェリーの本数が少なく、13:10の高速フェリー(水中翼船)でプローチダ島へ。乗船料は37.8ユーロ。円安のせいで片道6000円超、けっこう高いです。
乗船して40分ほどでプローチダ島へ到着。オフシーズンということで乗客もまばら、快適な船の旅でした。
鉄道同様にフェリーも時間にいいかげん、時間どおりに運行されないことは承知でしたが、今回たまたまラッキーだったのか、カプリ島へ行く時もプローチダ島へ行く時も行き帰り共にほぼ時間どおりの運行でした。
オフシーズンということでフェリーの本数が少なく、帰りのことが少し心配。まずは帰りのチケットを確保と、チケット売り場を探すが見当たらない。イタリアは案内表示等がけっこう不親切、かつ日本人の常識とは異なるような場所にあったりして、迷うことが多々あります。で、チケット売り場があったのは埠頭の片隅、駐車場の向こう。車と木で隠れよくわからないところに。ふつう、下船したあたりのわかりやすい所にあっても良さそうなものなのに。これが、帰り、暗くなってから船の時間を気にしながら探してたらと思うとゾッとします。
転ばぬ先の杖、なんとか6時過ぎ出航のチケットを確保し街中へ。
ところで上の写真、iPhone12Proで撮ったものです。超広角を3:2画角に、若干トリミングしています。
今時のスマホ写真はAIが自動補正、HDRもうまくやってくれ、RAWよりjpg使ったほうが良い感じです。ただiPhone12Proでは若干緑かぶりがあり彩度も低いため、Lightroomによるjpg再現像で補正しています。ほぼ画質低下なく補正できます。
空の部分に多少ムラが出てるぐらいで、このサイズになるとカメラで撮ったものとほとんど見分けはつきません。ちょっと虚しくなってきますが、、、、
ここのバーはオープンな作りで入りやすく、アイスクリーム売り場もあって子供たちも普通にいる。バーの奥ではサッカー中継、老若男女で賑わい、島の人たちの小さな社交場という感じです。
日が暮れて外はいっきに寒くなり、本当に開いててよかった、小さなバー。ここが開いてなかったら寒空の下、1時間以上も震えてフェリーを待つことに。
オフシーズンはすいてていいこともありますが、色々とリスクも。