![コニカKONICA C35 FD](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_01-1024x683.jpg)
解像や発色等、写りは上上。そして、38mm F1.8の明るいレンズがけっこうボケてくれます。
発売は1973年。ジャーニーコニカシリーズ(C35)の最上位機種?。発売価格は33,000円。
レンズは明るいHEXANON 38mm F1.8(4群6枚)、謳い文句は「すご腕ジャーニー」だった。
レンズが明るい分、鏡胴が大きくなり、初代C35より厚みが1cm増し40g重くなった。(112 × 71 × 61mm、410g)
スリムボディーでカメラ女子系の初代C35と比べると、色がブラックということもありちょっとマッチョな感じ。
これならおっさんが首からぶら下げてても恥ずかしくない感じです。
![コニカKONICA C35 FD](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_02-1024x683.jpg)
でも実際手にすると気になるほどでもなく、割とすんなりボディーに溶け込んでいる感じです。
どうやって取っ払ってやろうかと思っていましたが、このままでOK。問題ナシです。
巻き上げノブについたプラカバーもちょっとダサいと思っていましたが、これによってとっても巻き上げがし易くなりました。
C35ではどうも巻き上げ感覚が悪く、操作系唯一の欠点のように思っていました。
機能的には、シャッター速度優先AEとなっています。シャッター速度を、ざっくりと晴れで1/250曇りで1/125にしておけば絞りはオート、後はシャッターを切るだけです。
ただせっかくのF1.8。ファインダー内に表示される絞り指針を見ながらシャッター速度を調節し、絞りを開け、ボケを活かした写真を撮ることも可能です。ただしシャッター速度は1/500までなので、明るい状況ではあまり絞りを開けられません。
そんなC35 FDを持って上野公園をぷらぷらと。フィルムはプロビア100Fです。
陽が傾き照度が落ちてきた頃に、F1.8を活かして背景ボカし優先で撮ってきました。
![上野公園内、花園稲荷神社。少し梅が咲いていたので。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_03-1024x683.jpg)
コニカ C35 FDにポジフイルムを使うと、懐かしいスライドの雰囲気が蘇ってきます。ランダム粒子が織りなす危うい発色、デジタルでは味わえないこの感触、イイです!😅
![こちらも花園稲荷神社、おもしろ顔の狛犬くん。でも主役は背景?けっこうボケてます。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_04-683x1024.jpg)
![さらにもう1枚、花園稲荷神社。こちらもいい感じでボケてます。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_05-1024x683.jpg)
![上野公園内、料理屋さんの灯。妙に気に入りました、この瓢箪。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_06-1024x683.jpg)
![上野東照宮の銅灯籠。ここの灯篭群はなかなか見ごたえあります。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_08-1024x683.jpg)
![旧寛永寺五重塔。なにか、京都のような雰囲気。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_09-1024x683.jpg)
![上野駅。この辺り、変わりませんね。レトロでイイ感じです。](https://eiji.net/wp-content/uploads/2020/08/KONICA_C35_FD_10-1024x683.jpg)