先日、友人たちと屋形船での宴、バッグに”写ルンです”とMinolta TC-1を放り込んで出かけました。
明るいうちは”写ルンです”。夕方から宵にかけてはTC-1という予定で、ULTRAMAX400を詰め込んで。暗くなったらiPhoneです。
“写ルンです”は5年前に購入したもの、なぜか防湿庫の片隅に埋もれていました。30周年アニバーサリーキットで、初期型に似せたボール紙のカバーがついたものです。使用期限は切れていますが、写りに影響は無かった感じです。
“写ルンです”は久しぶりに使ったんですが、お気楽に撮れて味のある写りがとってもいい感じ。浅草橋あたりを撮ってたら、レトロ感いっぱいで、もうほとんど昭和の風景です。
“写ルンです”は主に記念写真のために持っていったんですが、友人たちにホイと手渡しても、なんのためらいもなく撮ってくれます。本当にお気楽に皆がこのカメラを共有できます。普通のカメラではこうはいきません。フルオートでシャッター押すだけなのに
、なぜか気を遣って身構えてしまう感じで、気軽に皆で共有する感じにはなりません。
私もそうですが、皆、”写ルンです”ならうまく写らなくて当たり前、失敗しても恥ずかしくないみたいな感覚があって、気楽に撮れてるような気がします。実際には”写ルンです”、結構ちゃんと写ルンですが。
まあ、そんな感じで、”写ルンです”で撮った写真は人物が多くなってしまったんですが、以下に浅草橋界隈を何枚か。
ここからはMinolta TC-1で撮った写真です。
TC-1もとってもいいカメラです。軽量コンパクト、フルオートで写りも抜群。ポジとかエクター100あたりを詰めれば一眼並、お安いフィルムで”写ルンです”並のお気楽カメラ。
今回は”写ルンです”つながりでULTRAMAX400を詰め込んでのお気楽バージョン。”写ルンです”感覚で撮っていました。しかし友人たちは気軽に手にはしてくれませんでした。やはりお気楽さでは”写ルンです”の圧勝、大したもんです。