
9月も後半に入ってやっとこさ夏の終わりの様相、昔と比べると夏が1ヶ月ほど延長してる感じです。
多少は気持ちよく歩けるようにもなってきたので、先日、Leica Q3 43を手に築地から銀座あたりをぷらぷらと。
Q3 43はX100VIあたりと比べると、やはり一回り大きく重いです。一旦手にしてしまえばその違いは大して気にならなくはなるんですが、大きく出っ張ったレンズには気を使います。なんと言ってもアポズミですから。人通りの多い歩道を歩いてると、すれ違いざまに手にしたQ3 43のレンズが掠りそうになったりします。自転車はもっと危険です。今だに当たり前のように歩道を走ってる違反車は、けっこうギリギリで歩行者を避けていきますから。
まあ、首にかけてれば安全ですが、この手のカメラは右手で持ち歩くことが多いですから。
以前にも書いたんですが、Q3 43 アポズミクロンの写りは抜群。各収差はほぼ皆無。開放F2から全面高解像、絞り込んで解像を稼ぐ必要もなく、絞りは被写界深度の調整のみに使用。ボケも文句なしです。交換レンズとしての40mmアポズミは存在しないので、40mm好きの私としてはこのQ3 43がまさに最適解ということになります。
色々とカメラを使ってきての所謂”上りのカメラ”、デジタルではこのQ3 43で確定、という感じになりました。デジタルなので同機種の新型に買い替える可能性はありますが。
ちなみにフィルム機では、Leica M-Aで確定しています。こちらは買い替える必要はなし。あの世まで持っていきたい終のカメラです。




どんどん寂れて人通りが少なくなってゆく築地場外ですが、このお店はいつも客でいっぱいです。





いつになったらオーバーツーリズムは収まるんでしょうか。