デジタルもフィルムも、日々の写真にカメラ色々、ライカとか。
X100VI持って岐阜・名古屋 その1:岩村

X100VI持って岐阜・名古屋 その1:岩村

柳家三之助さん落語会「岩村寄席」開催の古民家旅館・藤時屋。
柳家三之助さん落語会「岩村寄席」開催の古民家旅館・藤時屋。


富士フイルム、鬼畜な商売やってるなー、と罵倒しながらも、節操無くX100VIを買ってしまいました。
発売から早や半年近く、依然品薄は続いていますが、ここのところ定価?で買えるようになってきたので。
まあ、遅まきながら使用感等、そのうち書いてみたいと思っています。

で、そんなX100VIを持って、先月末、岐阜・名古屋へ。
道中、どんよりとした曇り空に、9月末とは思えない暑さと湿気。歩いてるとTシャツ1枚でも汗ぐっしょりになる、爽やかさとは無縁の旅でした。

FUJIFILM X100VI / Amazon

今回、岐阜の山あいにある城下町岩村、その古民家旅館で開催の柳家三之助さん落語会が目的。友人の誘いに乗って行ってきました。この落語会岩村寄席は年2回開かれ、今回9回目になるということです。
実は私、実際に落語を聴くのは初めて。それほど興味があるわけではないですが「昭和元禄落語心中」はアニメもドラマもお気に入り。その中で、地方巡業や古い温泉旅館で開かれる落語会のシーンがあり、今回の古民家旅館での落語会が同じような感じでイメージされ、行ってみたいということになりました。
それと岩村は、恵那と明智を結ぶローカル線明智鉄道途中駅、この電車にも一度乗ってみたいと思っていたので。

そんな落語会初体験は、前振り含めとても楽しいひとときでした。古民家での雰囲気もイメージどおりでした。
写真を、とも思ったのですが、場の雰囲気を察し何も撮りませんでした。落語会の写真は無しですが、開催の藤時屋外観の写真をトップに。多少は雰囲気わかっていただけるかと。

ところで岩村のある岐阜県恵那市あたりは、東京からとなるととんでもなく遠い感じがしますが、わたくし、生まれも育ちも岐阜です。出身地は恵那からけっこう離れてはいますがアウェー感は無し。岐阜弁に岐阜ナンバーの車、同行の友人たちも同郷、ほぼほぼ完全ホーム状態、遠くに来た感じはあまりしません。


恵那と明智を結ぶローカル線明智鉄道の車両。普段は1両だけど、イベントがあると2両編成になるらしい。
恵那と明智を結ぶローカル線明智鉄道の車両。普段は1両だけど、イベントがあると2両編成になるらしい。


名古屋で1泊して午前中には恵那へ。恵那から明智鉄道で終点の明智まで行って観光予定だったのが(岩村は途中駅)、なんと車両故障で運休、次の電車まで2時間待つことに。なんてこった。10分20分遅れが当たり前のあのイタリアでさえ、何度も行ってるが運休に遭遇したことはない。やってくれるぜ、岐阜!。そして更にとんでもない事態が一日の終わりに。詳細は最下段に。舐めちゃいけない、岐阜!
2時間待ちの顛末は次回その2:恵那にて。


明智鉄道、岩村駅。わりと普通っぽい駅舎ですが、構内とプラットホームはけっこうレトロな感じでした。
明智鉄道、岩村駅。わりと普通っぽい駅舎ですが、構内とプラットホームはけっこうレトロな感じでした。


古い町並みがけっこう長く城跡まで続いています。「岩村寄席」開催の藤時屋はその中ほどにあります。
古い町並みがけっこう長く城跡まで続いています。「岩村寄席」開催の藤時屋はその中ほどにあります。


江戸時代のような下見板貼りの家。瓦屋根じゃないのが残念!
江戸時代のような下見板貼りの家。瓦屋根じゃないのが残念!


「大塚のボンカレー」、最近この手の看板がけっこう流通してるようで、この類の看板を見るとどうもあざとさを感じ興醒めです。赤い丸型ポストも同様です。とはいえ、ついつい写真を撮ってしまう愚かさ。性ですかね。
「大塚のボンカレー」、最近この手の看板がけっこう流通してるようで、この類の看板を見るとどうもあざとさを感じ興醒めです。
赤い丸型ポストも同様です。とはいえ、ついつい写真を撮ってしまう愚かさ。性ですかね。


白黒にして強烈な砂埃を舞わせたら、何か「用心棒」の世界にでもなるような、、、、
白黒にして強烈な砂埃を舞わせたら、何か「用心棒」の世界にでもなるような、、、、


暑さ寒さも彼岸まで、は、今年に限ってはウソに聞こえます。まだまだ暑く湿気も凄い、彼岸花もまだ蕾が多い。
暑さ寒さも彼岸まで、は、今年に限ってはウソに聞こえます。まだまだ暑く湿気も凄い、彼岸花もまだ蕾が多い。


これ、梲だと思うんですが、上がってない、、、、
これ、梲だと思うんですが、上がってない、、、、


城下町だけあって、このような町並みがけっこう広い範囲で続いています。
城下町だけあって、このような町並みがけっこう広い範囲で続いています。


まだ8時台だというのにまるで深夜のような暗闇。ちょっと懐かしく、ちょっと嬉しい。
時刻はまだ8時台だというのにまるで深夜のような暗闇。ちょっと懐かしく、ちょっと嬉しい。(恵那方面ホーム端から撮影)
恵那行き電車はだいたい1時間半おき、最終は20:56。駅では最終まで約1時間の待ちとなり、缶ビールを、プシュ!


その後、定刻に電車は到着し恵那へ。恵那からはJRで宿泊地の多治見へ。事件はその移動中に起きました。
なんと、乗車していた電車が鹿を跳ねるという。もちろん緊急停止。いくら岐阜育ちとはいえ、こんな事件は人生初です。事故処理のため40分ぐらい列車は止まってたと思います。おかげで多治見のホテルに着いたのは11時頃。遅めの食事は諦め、コンビニでいなり寿司とお茶を買って部屋へ。
明智鉄道運休で始まり鹿さん事故で終わった1日。恐るべし、岐阜!