先月後半に10日間ほど、カミさんと二人でイタリアに行ってきました。コロナ以降、初海外です。
今回持っていったカメラはFUJIFILM X100VIのみ。当初、旅行用に購入したX-T50にレンズ2本を持っていくはずだったんですが、先日重いリュックに起因する転倒でけっこうな怪我をしたこともあり、極力軽装備にしようということでX100VIの選択となりました。
ここのところの円安やインフレで航空運賃は跳ね上がり、ウクライナ戦争で最短ヨーロッパ航路は不可となりフライト時間も数時間増し。ホテル宿泊料も以前と比べると1.5から2倍の感じ。もちろん、オーバーツーリズムも。いいこと無しの海外旅行状況にもかかわらず、痺れ切らしてイタリアへ行ってしまいました。
円からユーロの変換レートも手数料込みの170円。もしかしたらここのところの円最安値のときに行ってしまったのかもしれない。かといってケチケチした旅も嫌なので、ヤケクソでユーロを使ってきました。
2024年11月の時点で、JALもANAも羽田からイタリアへの直行便は無し(12/3、ANAがミラノ直行便就航)。唯一の直行便は評判よろしくないITA(旧アリタリア)のローマ便となります。フライト時間は行き15時間、帰り12時間ぐらいです。
直行便でなければエミレーツという選択肢があります。こちらは評判いいですが、南周りドバイ経由で21時間かかります。
結局ITAの直行便にしたのですが、サービス簡素化のご時世、まあ我慢できる範囲のフライトでした。ちなみに機内映画等、日本語のものはほぼ無し。しかたないので何度も観てて英語でもOKのスタウォーズを観てました。戦闘シーンでタイミング良く機体が揺れたりして臨場感たっぷり、4D映画感覚で面白かったです。
そしてローマ。今回の旅は南イタリアが目的地、そのまま乗り継いでナポリまでという案もあったのですが、夜も遅くなるのでローマ泊。さすがに観光なしじゃ寂しいということで2泊にしました。
ローマは何回か来ていて、とにかく車が多くてうるさい、排ガスも酷くて空気が汚い。70年代東京のような喧騒で(半世紀前だ!)懐かしい感もありますが、長居したくない街です。
そんなわけで、ローマ観光は正味1日、徒歩でぐるりとまわった程度。まあ、とりあえず、ローマに来たよ、ということで。
ところで、イタリア都市部のタクシーはぼったくりが横行。事前に調べて、ローマ・フィウミチーノ空港からローマ市内中心部までは荷物料込みの定額料金で50ユーロ。ホテルは市内中心部、空港で乗ったタクシーのドライバーに確認すると60ユーロと言う。50ユーロじゃないの?と聞くと、55ユーロと言う。このやろういい加減なことを!早速ぼったくりかと思いきや、最近料金が改定になったようで、車内にあった公式料金表には55ユーロとあった。なるほど、チップ込みで60ユーロということか。チップ支払いの義務はないが、イタリアにありがちな荒っぽい運転でもなく、トランクの積み下ろしもやってくれて、良いドライバーだったので、チップ込みで60ユーロを渡しました。
とはいえ、60ユーロ、、、1ユーロ170円で、、、うっ!、1万円越え。それ以降、精神衛生上良くないので、あまり計算しないことに、、、、