デジタルもフィルムも、日々の写真にカメラ色々、ライカとか。
X-T50にXF16-50mmで函館

X-T50にXF16-50mmで函館

函館・地域交流まちづくりセンター。FUJIFILM X-T50, XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR


前回に引き続き、3泊4日の北海道旅行。X-T50にXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRを装着して。
今回函館、旅カメラとしてのちょっとレビューも交えて。

函館は12年前に友人たちと来ていますが、今回初北海道のカミさんと。一通り定番観光地を巡って感じたことは、12年前と比べて街が寂れていること。そのあたりの写真はあまり撮らなかったのですが、その気になって撮ったら廃墟シリーズにでもなりそうです。
どこかのブログでも見たのですが、北海道の街は札幌以外みんな寂れてると。確かに小樽も寂れた感強く、人出も少なかったです。どちらも賑わってるのは定番観光地で中国語を話す人たち。感覚的に8割中国&アジア系、1割欧米、1割日本人という感じです。
普段オーバーツーリズムばっかりに気が行っていますが、外国人観光客がいなくなったら立ち行かなくなる観光地もいっぱいあるのかと。なんか、寂しい気持ちになってきます。

宿は函館山の麓、ロープウェイ乗り場近くにとりました。この辺り函館の歴史的建造物が多く、まずはそこから巡りました。

X-T50 / Amazon
XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR / Amazon


函館ハリストス正教会復活聖堂。ロシア・ビザンチン様式の作り、屋根の上がロシアっぽい。
函館ハリストス正教会復活聖堂。ロシア・ビザンチン様式の作り、屋根の上がロシアっぽい。


真宗大谷派 東本願寺 函館別院・屋根。大きなお寺で、がっしりした瓦屋根が特徴的です。
真宗大谷派 東本願寺 函館別院・屋根。大きなお寺で、がっしりした瓦屋根が特徴的です。


旧北海道庁函館支庁庁舎の裏庭。やはり北海道は季節が少し遅れ、紫陽花がほぼ満開。
旧北海道庁函館支庁庁舎の裏庭。やはり北海道は季節が少し遅れ、紫陽花がほぼ満開。


丘の上から函館市内を。中央左、遠くに五稜郭タワーが見える。
丘の上から函館市内を。中央左、遠くに五稜郭タワーが見える。


旧函館区公会堂。とても立派な建物です。
旧函館区公会堂。とても立派な建物です。


相馬株式会社社屋。大正時代から使われている現役の社屋、素晴らしいです。
相馬株式会社社屋。大正時代から使われている現役の社屋、素晴らしいです。


何か怪しい?ちょっと異様な建物だったので。
何か怪しい?ちょっと異様な建物だったので。


旅行中X-T50で写真を撮ってて感じたことをいくつか。
まず、これは富士フイルムのカメラ全般に言えることですが、シャッターが軽い。他メーカーのものと比べ、富士フイルムのものだけが一段軽く感じます。そういえば、と、以前富士フイルムのカメラを使っていたときのことを思い出しました。他のカメラの感覚が身についているので、気を抜くとシャッター半押しのつもりでそのままシャッターが切れてしまいます。慣れればいいだけのことと思いますが、他社のカメラも使ってるとそうはいかないです。けっこうなストレスですが、AF-ONを使えば解決することなので、X-T50ではシャッター半押しは使わないことにしています。

AFはCのみで使っていますがとても快適です。今のところ迷ったり外したりというようなことはありません。
手ぶれ補正も充分効いてる感じで、不満はありません。
ただ、使ってる感覚ですが、あくまでも感覚的にですが、このあたりSONY α7CIIの方が上のように感じます。急いで適当にシャッター切ってしまった時とかでもα7CIIはほとんどの場合ちゃんと写っています。X-T50では若干ぶれたり微妙にピントがズレてる時があります。とはいえ、普通に撮ってればどちらも差を感じない高性能、充分ですが。

あと、バッテリーの持ちですが、まあ普通かなと思います。
私は1日に200枚以上撮ることはまず無いので、バッテリーを使い切ることもほとんど無いです。今回も日に200枚撮ることはなかったですが、バッテリーの減り具合からの推測では、メーカーの提示どおり300枚ぐらいは撮れそうな感じでした。


五稜郭・箱館奉行所と五稜郭タワー。
五稜郭・箱館奉行所と五稜郭タワー。


五稜郭の松並木。どれもとても大きな松で壮観です。
五稜郭の松並木。どれもとても大きな松で壮観です。


洋上より、函館山。
洋上より、函館山。函館西波止場前から出ている観光遊覧船ブルームーンに乗りました。約30分間、函館港内一周。思わずサブちゃんのあの歌を口ずさむ、ジジイですねー。


金森赤レンガ倉庫。倉庫の中はショップやレストラン。当然飲みます「函館ビヤホール」
金森赤レンガ倉庫。倉庫の中はショップやレストラン。当然飲みます「函館ビヤホール」


函館朝市あたり、店内を覗いているウミネコくん。追い払う人もいなくて、街と共存してる感じです。
函館朝市あたりの店、”活きイカ踊り丼”を食べにきたウミネコくん。追い払う人もいなくて、常連か?


箱館カネサ商店、渋い店構えに渋いミニカー。地元の子供達が集まる駄菓子屋さんのようです。
箱館カネサ商店、渋い店構えに渋いミニカー。地元の子供達が集まる駄菓子屋さんのようです。


道路には市電が走り、頭上には無秩序に張り巡らされた電線。昭和の地方都市のようで、郷愁そそります。
道路には市電が走り、頭上には無秩序に張り巡らされた電線。昭和の地方都市のようで、郷愁そそります。


函館・地域交流まちづくりセンター。この建物、なぜかとってもお気に入りです。
函館・地域交流まちづくりセンター。この建物、なぜかとってもお気に入りです。


最後に、定番の函館夜景。
最後に、定番の函館夜景。函館山の展望台は超満員、ロープウェイは行きも帰りも30分待ち。ここも8割ぐらいが中国&アジア系の人たち、とにかく中国語がうるさい。日本なのに、アウェー感めちゃくちゃ強いです。