先週の鎌倉です。春、Leica M-Aを首からぶら下げて。
レンズは、SUMMICRON 35mm f/2 7枚玉。フィルムはエクター100です。
フィルムライカではレンズは50mm主体と考えていましたが、最近では35mmが多くなってきました。
35mm7枚玉の写りが良いということもありますが、M-Aでは35mmフレームが眼鏡をしてても見渡せることが大きいです。
デジタルのM10では眼鏡使用で35mmフレームが視野に収まらず目をキョロキョロして見渡すことになりますが、M-Aではファインダー内の視野がちょうどそのまま35mmフレームという感じでとっても見易いです。
フィルムではプリントやスライドの周辺マージンを考慮し、実画角より狭めのフレームになってるようです。
今回、フィルムは2本使いました。エクター100、36枚撮りです。
最近フィルムは高いし、デジタイズするのも時間がかかるし、なるべくなら1本に納めたいと思っていますが、デジタルにどっぷり浸かってる身としては、ついつい撮影枚数が増えてしまいます。
困ったもんですが、その昔、フィルムがとっても貴重だった時代を思い出し、ちょっと懐かしい気持ちにもなります。
デジタイズに関しては、ネガでも最近かなりナチュラルな絵が出せるようになってきました。
ネガではそのまま反転すると盛大な青カブリ。その青成分を除去するのは単純ではなく、なかなか大変です。
リバーサルだったらそんな苦労は無いですが、ネガに比べて厳格な露出が求められ、露出計の無いM-Aではまだまだ歩留まりが悪そう。もう少し修行が必要です。