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SONY FE 40mm F2.5 G、α7Cでちょっとレビュー

SONY FE 40mm F2.5 G、α7Cでちょっとレビュー

SONY FE 40mm F2.5 G (SEL40F25G) + α7C
SONY FE 40mm F2.5 G (SEL40F25G) + α7C


昨年のα7Cちょっとレビューで「SONYにはコンパクトな単焦点レンズが無い。α7Cのために40mmF2ぐらいのパンケーキを出して欲しい」と書いたら、本当に28mm,40mm,50mmのコンパクト単焦点レンズが発売となりました。
やはりコンパクトな単焦点レンズの要望は多かったように思います。
そして何より嬉しいのは、私の大好きな40mmがラインナップされたこと。私はどうも生活視野が40mmになってるようで、とにかく40mmが使い易いです。日常の写真であれば、40mmレンズ一本あればたいがい事足ります。

そんなわけで、FE 40mm F2.5 G、発表と同時に予約していました。さすがにパンケーキじゃなく開放F値も2.5でしたが、それでもまあまあ意に沿うもので、発売日を楽しみに待っていました。
果たしてその写りは、予想以上のものでした。見た目、α7Cとのバランスも良くなかなかカッコイイ。
購入から1ヶ月以上、けっこう使い込んでみての感想です。

SONY FE 40mm F2.5 G / Amazon


● 解像はとってもイイ。
絞り開放F2.5から画面全域高解像。もちろん絞り開放あたりでの周辺解像は若干落ちるが許容範囲。
通常、絞りによる解像を考えることなく、P任せで撮ってても問題無いと思う。

● 周辺減光は僅か。
絞り開放あたりの周辺減光も僅か、気にならないレベル。

● 発色良し、色収差は少なめ。
色収差は絞り開放あたりで少し。ちょっと絞ればほぼ解消。

● 歪曲はけっこうな樽型。
jpgでは自動補正されるが、RAWは無補正。まだLightroomではレンズプロファイルが提供されていないため(2021/6/4現在)、気になる場合は手動での補正となる。
歪曲は、RAW使用時のみこのレンズで唯一気になる点だが、レンズプロファイルが提供されれば多分問題無しということになる。
2021/6/8、Lightroomレンズプロファイル提供あり。ほぼ問題無いレベルで自動補正が可能となった。

左の電柱、極端な歪曲の例。jpgでは自動補正され問題ないが、RAW現像無補正ではこんな感じ。
左の電柱、極端な歪曲の例。jpgでは自動補正され問題ないが、RAW現像無補正ではこんな感じ。

● ボケはまあまあ綺麗。
開放F値2.5だが、40mmなのでほどほどボケる。
綺麗な方だと思うが、距離によっては2線ボケっぽく汚くなることも。玉ボケの輪郭も僅か。年輪も僅か。

● 逆光耐性はかなりいいと思う。
今のところ気になるフレアやゴーストはほとんど出ていない。フード無しで。

まあ、こんな感じで、上を望めばキリはありませんが、このサイズと価格からしたら充分満足いくレンズ。しばらくはα7Cに付けっぱなしになると思います。
ただ、やはりもう少し鏡胴短く絞り開放F2ぐらいだったらと、、、、💦

以下、ここ1ヶ月色々撮った写真を。カメラは全てα7Cです。


勝鬨橋。
勝鬨橋。


横浜。先日開通したロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」。
横浜。先日開通したロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」。


横浜、ランドマークタワー。
横浜、ランドマークタワー。


ブルーデージー。AF時の最短撮影距離28cm最大撮影倍率0.2倍、普段撮りでは充分な近接撮影です。
ブルーデージー。AF時の最短撮影距離28cm最大撮影倍率0.2倍、普段撮りでは充分な近接撮影です。


大船観音。
大船観音。


恐怖!傾く電車。電子シャッターにしたまま撮ってしまいました、、、見事に歪んでます😅
恐怖!傾く電車。電子シャッターにしたまま撮ってしまいました、、、見事に歪んでます😅


浅草寺、仲見世にて。
浅草寺、仲見世にて。


アーケード商店街の裏側。
浅草西参道商店街の裏側。


マリーサイモン。
マリーサイモン。